信仰と結び付いている場合が多い。
岩手、早地峰、姫神の南部三山に関するものが代表的で、それに北上高地の産金伝説が類型的に語られている。
温泉や清水の湧泉の伝説も、巫女そのほかの呪術者に関連づけて語られているが、「弘法清水伝説」も県南から県北の九戸郡まで広く分布している。
北上川の氾濫にかかる「白髯洪水」は、修行中の山伏と山姥の葛藤を語る伝説で興味深く、磯姫の奏でる楽に魅了されて多くの漁師が死ぬという「竜神の神楽」の話は、「ローレライ」を思わせる伝説である。
信仰と結び付いている場合が多い。
岩手、早地峰、姫神の南部三山に関するものが代表的で、それに北上高地の産金伝説が類型的に語られている。
温泉や清水の湧泉の伝説も、巫女そのほかの呪術者に関連づけて語られているが、「弘法清水伝説」も県南から県北の九戸郡まで広く分布している。
北上川の氾濫にかかる「白髯洪水」は、修行中の山伏と山姥の葛藤を語る伝説で興味深く、磯姫の奏でる楽に魅了されて多くの漁師が死ぬという「竜神の神楽」の話は、「ローレライ」を思わせる伝説である。
豊穣をもたらしてくれる神の総称。
古くから水稲耕作の行われたわが国では、豊作を祈願し、収穫を感謝して田の神を祀ってきた。
古典に現れる倉稲魂や保食神はその一種と考えられ、また、古代以来、宮廷の神事として行われてきた祈年祭や新嘗祭は、田の神祭りと密接にかかわるものである。
現在、民間での田の神の名称は各地各様で、田の神とよぶほか、作神、農神、作り神とよばれたり、他の信仰と習合して、亥の神、えびす、大黒、稲荷、地神、かまど神、荒神(、お社日さま、お丑さまなどを田の神と認めている所もある。
その祭りには、稲作の実作業に応じてそのつど行われるものと、毎年一定の月日を決めて営まれるものとがある。
前者としては、農耕儀礼の多くがこれに相当する。
種籾を播いたあと、苗代田の一部にカヤ・ヤナギなどの自然木を立てて田の神の依代とし、これに焼き米などを供えて祀ったり、田植開始時や田植終了時に、田の水口や屋内の一定場所に苗三把を据え、餅・神酒などを供えて祀る例が多い。